「未来線上のアリア」・・・綾崎隼 (メディアワークス文庫)

(内容紹介)
惑星アルチアまであと六日。
航行中の航宙艦でコールドスリープから覚醒した先遣隊、医務官リブカは、
艦長の死と酸素発生器の異常を知る。このままでは先遣隊の八名が全滅してしまう。
酸素が足りない以上、乗員数を削減するしかないが、生死を問う投票が行われれば、
最愛の女性アリアが犠牲として選ばれるのは確実だった。
アリアを救うため、リブカはあらゆる手段を模索するが、
すべては無情にも宇宙の闇に飲み込まれていく……。
星々の残響が紡ぐ、新時代の恋愛ミステリー。

未来線上のアリア

(2014年に読んだ本)
綾崎隼さんの「未来線上のアリア」“この世の果ての愛と死と。”
オープニングから波乱の幕開けで…惑星移住に向かう宇宙船の中で繰り広げられる
生死を賭けたイス取りゲーム乗組員の中から2人の犠牲者を選ばなければ
後続船を含む全ての乗員が全滅することに…。
最初の印象では、もっと殺伐とした物語になるのかと思っていましたが
なんと本作「未来線上のアリア」は究極のラブストーリーでした。
それにしても歪んだ愛情の結末・・・切なかったです(>_<)

綾崎隼さんの作品を初めて読みましたが、面白かったので
他の作品も読んでみたいな!?と思いました(^_-)-☆