「うさぎパン」・・・瀧羽麻子 (メディアファクトリー)

内容(「BOOK」データベースより)
お嬢様学校育ちの優子は、高校生になって
同級生の富田君と大好きなパン屋巡りを始める。
継母と暮らす優子と両親が離婚した富田君。
二人はお互いへの淡い思い、家族への気持ちを深めていく。
そんなある日、優子の前に思いがけない女性が現れ…

うさぎパン

(「2009年の読書日記」より)
“第2回ダ・ヴィンチ文学賞大賞”
“「好き」がふえていくって?しあわせなことなの?
新しい学校、年上の友だち、はじめての恋、
15歳の優子に降ってきた、小さなやさしい奇跡。”
“明日、あなたが生きるための、ほんの少しの力を分けてくれる。”
“この小説の登場人物たちは皆、誰かを大切に思って、
やさしくあろうと踏ん張っている人たちばかりです。
だから、何かに失望したり、絶望したりしたあなたが
それでも明日を生きていかねばならないときは、
ほんの少しの力を分けてくれるのです。”
“第2回ダ・ヴィンチ大賞にふさわしい、とても温かくて切なくて
やがて元気をもらえるステキな小説なのです。”