「破線のマリス」・・・野沢尚 (講談社)

(内容紹介)
首都テレビ報道局のニュース番組で映像編集を担う遠藤瑶子は、
虚実の狭間を縫うモンタージュを駆使し、刺激的な画面を創りだす。
彼女を待ち受けていたのは、自ら仕掛けた視覚の罠だった!?
事故か、他殺か、1本のビデオから始まる、超一級の「フー&ホワイダニット」。
第43回江戸川乱歩賞受賞の傑作ミステリ。

破線のマリス

(「2008年の読書日記」より)
ニュース番組を作り上げる独身編集ウーマン
彼女を待ちうけていたのは自が仕掛けた映像の罠だった・・・。

江戸川乱歩賞受賞作、そして映画化もされた。
タイトルのみは以前から知っており興味があったので図書館で借りて読みました。

TV世界の裏話?いういわゆる捏造に近い報道が垂れ流されたことで巻き起こる
数々の問題が主人公を追い詰めていく・・・読み物としては面白かったけれど
実際に起こったら怖いよね・・・。