「星に祈る おいち不思議がたり」・・・あさのあつこ (PHP文芸文庫)
(内容)
おいちの人生に急展開!? 父のような医者になりたいと願うおいちに、絶好の機会が訪れる。女の医者を育てるための医塾が開かれるというのだ。 希望に胸を膨らませ、夢の実現に向けての一歩を踏み出したおいち。 そんななか、深川で立て続けに、謎の行方不明事件が起きる。忽然と姿を消した四人に、共通点は何一つ見つからない――。 事件のことが気にかかるおいちの許に、岡っ引の仙五朗が思いがけない情報を携えてやって来る。この世に思いを残して死んだ人の姿を見ることができるおいちは、仙五朗と力を合わせ、事件を解決に導くことができるのか。 一方、心を寄せ合う新吉との関係も、新たな局面を迎える。おいちは、幸せをつかみ取れるのか。
夢に向かって生きる
おいちは、医者の仕事と家庭を両立させるという願いを抱く。
〜『帯紙』より〜
おいちは医者の道を目指す決意をするがそのおいちに新吉が結婚を申し込む♡
やっとおいちに想いを伝えることが出来て良かったね~新吉さん
ただそんな2人の幸せも吹き飛ぶような血なまぐさい事件が深川で密かに起こっていた…岡っ引の仙吾朗とともに事件に立ち向かうおいちだが…
「星に祈る」失踪事件が何故起きたのか、その犯人の目星は読み始めからついていたけど…今回もラストでミスリードに気づいた次第です^^;
あさのあつこさんの描く物語には優しさが根底にあるので読後感はすこぶる良い。次回作も期待しています!おうたじゃないけど(笑)おいちと新吉の祝言を見届けなくては!ですね(^^)