「音符」・・・三浦恵 (河出書房新社)

内容(「BOOK」データベースより)
放課後の美術室。彼女の遠い声。高校生活最後の日々…。
青春のせつない一瞬を奏でる音符たち。第29回文芸賞受賞。

音符

(「2007年の読書日記」より)
高校生の主人公が不思議な声の女の子に惹かれていくのですが
声に惹かれる!という設定がいいですね。
私も声にはかなりこだわりが(好み?)ある方なので
この感覚はホントよく分かります。
淡々としている物語でしたが、でも心に沁み渡るような余韻があり
面白かったです。