「オルガニスト」・・・山之口洋 (新潮社)

内容(「BOOK」データベースより)
ドイツの音楽大学で教鞭をとるぼくに、一枚のディスクが持ち込まれた。
ブエノスアイレスで活動するというそのオルガニストの演奏は、超絶的な技巧に溢れ、
天才の出現を予感させたのだが…。
最上の音楽を奏でつづけるために神に叛いた青年、そして哀切な終焉。
バッハのオルガン曲の旋律とともに、音楽に魅入られし者の悦びと悲しみを描出する
第10回ファンタジーノベル大賞受賞作。

オルガニスト

(「2006年の読書日記」より)
ブエノスアイレスの教会に彗星のごとく出現した謎の天才オルガニストとは?
バッハの音楽が事件解決の鍵を握る、バロック・ミステリー。

音楽関連小説、第3弾!?読みました。
「オルガニスト」はタイトル通り天才オルガニストの物語。
読みながらバッハの曲が浮かんできて
その奇蹟の音色を想像するだけでも面白い!
意外なラストにはビックリでしたけどね。