「四日目の奇蹟」・・・浅倉卓弥 (宝島社)

内容紹介
脳に障害を負った少女とピアニストの道を閉ざされた青年が山奥の診療所で遭遇する奇蹟。
ひとつの不思議なできごとが人々のもうひとつの顔を浮かび上がらす ....

四日目の奇蹟

(「2006年の読書日記」より)
脳に障害を持ちながらも、天才的なピアノを演奏する少女・千織。
ピアニストとしての生命を絶たれた青年・敬輔。
「家族がほしい」と祈る女性・真理子――。
山奥の診療所で、三人が巡り会うとき、奇蹟の四日間が始まる。
「限りある生という、存在からして理不尽なもの。なぜ終わるためにそれは始まるのか」。
最高の筆致で描かれる、癒しと再生のファンタジー。

音楽関連の本、2冊目に読んだのは「四日目の奇蹟」で、ピアニストの話でした。
何の先入観も持たずに読んだのでラストにはビックリ!?
ミステリーとしてもファンタジーとしても十分に楽しめました。