本の国のアリス ー図書の庭Ⅲー

2000冊以上の読書日記より 1996年から現在までに 読んだ本の感想&あらすじを 過去から順に紹介していきます。

・アーシュラ・K. ル=グウィン

「さいはての島へ“ゲド戦記”」

「さいはての島へ“ゲド戦記”」・・・アーシュラ・K. ル=グウィン (岩波書店)

内容(「BOOK」データベースより)
ゲドのもとに、ある国の王子が知らせをもってきた。
魔法の力が衰え、人々は無気力になり、死の訪れを待っているようだという。
いったい何者のしわざか。
ゲドと王子は敵を求めて旅立つが、その正体はわからない。
ゲドは覚悟を決める。


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(2001年の読書日記」より)
大賢人となったゲドとアレン王子を中心に物語は進んでいく。
二人は、アースシーの魔法衰亡の原因を突き止め、
災いを取り除くために、南海域に向けての航海に出るのだが…。
苦難の旅がアレンを成長させていくのだけど
ゲドの老いを感じたのは寂しかったな…。


2006年7月にスタジオジブリ・宮崎吾朗監督で映画化されました。
(声)アレンを岡田準一さん、ハイタカ(ゲド)を菅原文太さん…凄い!!
主題歌「時の歌」、劇中挿入歌「テルーの唄」を
テルーを演じた手嶌葵さんが歌って大ヒットしました。



「こわれた腕輪“ゲド戦記”」

「こわれた腕輪“ゲド戦記”」・・・アーシュラ・K. ル=グウィン (岩波書店)

内容(「BOOK」データベースより)
ゲドが“影”と戦ってから数年後、アースシーの世界では、島々の間に争いが絶えない。
ゲドは、平和をもたらす力をもつエレス・アクベの腕環を求めて、
アチュアンの墓所へおもむき、暗黒の地下迷宮を守る大巫女の少女アルハと出会う。


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(「2001年の読書日記」より)
本書の主人公はゲドではなくアルハ?
アルハの自立を描いている物語。
物語のテーマは重たいのですが、最後まで面白く読めた。




「影との戦いーゲド戦記Ⅰ」

「影との戦い―ゲド戦記Ⅰ」・・・アーシュラ・K. ル=グウィン  (岩波書店)

内容(「BOOK」データベースより)
アースシーのゴント島に生まれた少年ゲドは、
自分に並はずれた力がそなわっているのを知り、
真の魔法を学ぶためロークの学院に入る。
進歩は早かった。得意になったゲドは、
禁じられた魔法で、自らの“影”を呼び出してしまう。
中学以上。


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(2001年の読書日記」より)
魔法学校を出て影との戦いに挑むゲドの話。
ハリー・ポッターより(約30年前に出版された本書は)
テンポやハラハラ感等、ハリーには及ばないけど
それでも出版当時は、現在のハリーのように
きっと読者を魅了したことでしょう。





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