本の国のアリス ー図書の庭Ⅲー

2000冊以上の読書日記より 1996年から現在までに 読んだ本の感想&あらすじを 過去から順に紹介していきます。

・さだまさし

「茨の木」


「茨の木」・・・さだまさし (幻冬舎)

内容(「BOOK」データベースより)
仕事を辞め、妻とも離婚した真二のもとに、
喧嘩別れした兄から、突然父の形見のヴァイオリンが届く。
難病を抱えた兄の想いをはかった真二は
ヴァイオリンの製作者を求めイギリスを訪れ、
そこで出会ったガイドの響子に、初恋の女性の面影を重ねる。
多くの親切な人に導かれ、辿り着いた異国の墓地で、真二が見たものは…。
家族の絆を綴る感涙長篇。


茨の木

(2016年に読んだ本)
気づかれないほど小さくとも、植物には必ず花が咲く。
人にも、きっと――。
突然逝った父、喧嘩別れした兄、
ロンドンで邂逅した「初恋の人」
父の形見のヴァイオリン作者を尋ねる旅が教えてくれたのは、
かけがえのない家族の絆と、人を愛するということだった。
「もうこんでよか」それが、最後に聞いた父の言葉だった。

久々にさだまさしさんの本を読みました。
さださんの本は『精霊流し』『解夏』も読みましたが
本作も含め、『感動の涙なしには読めない!

小説家・さだまさし凄いです!
もちろん歌手&MCのさださんも凄いですけどね。

さださんの作品は登場人物がとても丁寧に描かれているので
物語の世界へとすっとはいっていける。
本書もとても読みやすく一気読みでした!


「解夏」


「解夏」・・・さだまさし (幻冬舎文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
東京で小学校の教師をしていた隆之は、
視力を徐々に失っていく病におかされ、
職を辞し、母が住む故郷の長崎に帰った。
懐かしい町を目に焼き付けようと日々 歩く隆之の元に、
東京に残した恋人の陽子がやってくる。
陽子の将来を憂い、この先の人生を思い悩む隆之。
そこに、かつての教え子たちから手紙が届く…。
表 題作「解夏」ほか、全4作品を収録。

解夏

(「2004年の読書日記」より)
東京で教師をしていた隆之は、視力を徐々に失っていく病におかされ、
職を辞し、母が住む故郷の長崎に帰った。
そこへ東京に残した恋人の陽子がやってくる。
 この先の人生を思い悩む隆之。
彼を笑顔で支えようとする陽子。
ある日、二人はお寺で出会った老人から「解夏」の話を聞く―。
他に、『秋桜』『水底の村』『サクラサク』
人間の強さと優しさが胸をうつ。

『修行僧達は夏の始まり、「結夏」と言うそうですけど、
この時期になると庵に集まったそうです。
これは命の季節に歩き回って
虫の卵や夏草などを踏み殺してはいけないという
釈迦の教えに従ったものです。
この夏のあいだ、僧たちは座禅をしながら、
仏教の教えの根本である「行」について
論議したり学びあったりします。
この共同生活は夏安居と呼ばれ、
そして夏が終りこの夏安居を解くこと、
それが「解夏」なんです。

ここでは隆之の失明するという恐怖が「行」で、
失明することが「解夏」。
目が見えなくなるという恐怖は、
目が見えなくなった瞬間になくなるんです』







「せとぎわの魔術師」

「せとぎわの魔術師」・・・さだまさし (講談社文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
「お祭り騒ぎが、ひじょーに好きなもんだからね。
 ここはひとつ、デビュー15周年を口実にして、パーッと騒ぎまくっちゃおう」
と、さだまさしが縦横無尽に演出した文化祭。
芸人として、旅行家として、はたまた遊び人としての自分を語る。
初の短篇小説とエッセイで明かす“もう一つの素顔”に驚きがいっぱい。


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(「2001年の読書日記」より)
まっさん、面白すぎ!!




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