「ドリアン・グレイの肖像」・・・オスカー・ワイルド (新潮文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
舞台はロンドンのサロンと阿片窟。
美貌の青年モデル、ドリアンは快楽主義者ヘンリー卿の感化で背徳の生活を享楽するが、
彼の重ねる罪悪はすべてその肖像に 現われ、いつしか醜い姿に変り果て、
慚愧と焦燥に耐えかねた彼は自分の肖像にナイフを突き刺す…。
快楽主義を実践し、堕落と悪行の末に破滅する美青年とそ の画像との二重生活が奏でる
耽美と異端の一大交響楽。
(「2004年の読書日記」より)
ヘルムート・バーガーが絶世の美男子・ドリアンを演じた映画と
スタジオ・ライフの舞台版DVDを観たことで
その耽美的世界をどう描いているのかに興味をもち本書を読んだのですが
・・・『幸福の王子』と同じ作家だったのにはビックリ!
その上、内容は善と悪のように真逆です!
そういえば、ショーンコネリー主演映画「リーグオブレジェンド」にも
ドリアン・グレーが登場していた!