「星の王子さま」・・・サン=テグジュペリ (岩波書店)

内容(「BOOK」データベースより)
沙漠の真っ只中に不時着した飛行士の前に、
不思議な金髪の少年が現れ「ヒツジの絵を描いて…」とねだる。

少年の話から彼の存在の神秘が次第に明らかになる。

バラの花との諍いから住んでいた小惑星を去った王子さまは
いくつもの星を巡った後、地球に降り立ったのだ。

王子さまの語るエピソードには沙漠の地下に眠る水のように、
命の源が隠されている。

生きる意味を問いかける永遠の名作の新訳。


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(「2000年の読書日記」より)
本書は、物語を楽しむ意味においては子ども向けですが
むしろ大人向けのメッセージに満ち溢れています。

キツネの言葉
「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。
 かんじんなことは、目には見えないんだよ」

心に響く、深い言葉です。