本の国のアリス ー図書の庭Ⅲー

2000冊以上の読書日記より 1996年から現在までに 読んだ本の感想&あらすじを 過去から順に紹介していきます。

・櫻井よしこ

「変わるのは今しかない 論戦2002」

「変わるのは今しかない 論戦2002」・・・櫻井よしこ (ダイヤモンド社)

内容(「MARC」データベースより)
2001年春から2002年にかけてのめまぐるしい日々。
混迷深まる現在を鋭く問う最新時評集。
拉致問題、田中外相、天下り官僚、歴史教科書問題、米国テロなどを取り上げる。
『週刊ダイヤモンド』等への寄稿をまとめる。


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(「2002年の読書日記」より)
小泉政権の誕生、米国同時多発テロ、北朝鮮工作船問題、外務省問題など、
混迷深まる現在を鋭く見つめて問う時評・時論集。





「日本よなぜ動かない 激論2001」

「日本よなぜ動かない 激論2001」・・・櫻井よしこ (ダイヤモンド社)

内容(「BOOK」データベースより)
改革への行動に逡巡するこの国の責任不在を問いつづけるジャーナリストの最新時評集。

内容(「MARC」データベースより)
大学入試改革は逆効果、課税限度下げは国民の自立を促す、沖縄の声は響いたか等、
改革への行動をためらう日本の責任を問い続けるジャーナリストの時評集。
『週刊ダイヤモンド』『Voice』『CQ』の連載コラムをまとめる。


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(「2002年の読書日記」より)
好評時評集第6弾。
責任のある立場のものたちが、情に溺れ、理を通せずに、
この国を衰亡の淵へと導いていることを厳しく問う。

【目次】
2000
(ミドリ十字ルートで実刑判決/日本を信じつづけた人びと/必要な少年院教育と少年法改革/
 小嶋善吉静岡市長は正しい/北朝鮮コメ支援は日本外交の敗北 ほか)
2001
(一票の格差を是正して民主主義の質を高めよう/株価対策ではなく、企業の体質改善に取り組め/
 財政赤字増大は官主導と民業圧迫のツケ/地球温暖化を促す人類の愚挙/
 学ぶ力を見直し、真の教育改革を進めよ ほか)




「日本の危機2~解決の助走」

「日本の危機2~解決の助走」・・・櫻井よしこ (新潮社)

内容(「BOOK」データベースより)
現代日本の腐敗の根はここまで深い。
官僚の既得権益確保、自治体の税金無駄遣い、
警察組織を腐らせるキャリア制度、金融危機を収拾できない当局の無策…。
桜井よしこは、日本の変革を阻む障害の数々を丹念な取材によって抉り出し、
その問題点を的確に究明する。解決への糸口は見えた。
が、そのプロセスは長く厳しい。
週刊新潮連載で反響を呼んだ『日本の危機』シリーズ第二弾。

内容(「MARC」データベースより)
すでに私たちは、日本のどこがどう狂っているのかを知っている。
官僚機構の背信行為、自治体の野放図、教育現場の無策…。
この事態の解決法も見えかけている。
変革を阻む24の障害を追った、『週刊新潮』連載の第2弾。


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(「2002年の読書日記」より)
『日本の変革を阻む24の障害。』
1.家庭教育が招いた「学級崩壊」
2.変わった子供と変わった親が増えている
3.教育を荒廃させる文部官僚たち
4.学生たちの学力低下は何故起きたか
5.幼児虐待の悲劇が止まらない
6.少年犯罪大国を招いた少年法の理不尽
7.日本よ、米中の狭間に埋没するなかれ
8.知られざる中国の軍事力の脅威
9.手足を縛られた自衛隊に何ができるか
10.地方自治の崩壊、大分、高知のケース
11.「箱物」建設で税金を浪費する自治体の犯罪
12.自治体の高金利土地買取りの野放図
13.年金資金を食い潰す厚生族の背信
14.環境汚染行政はこれでいいのか
15.ゴミ大国の汚名は返上できるか
16.郵政省独占事業必要論の欺瞞
17.警察腐敗の原因はキャリア制度にあり
18.新たな薬害「ヤコブ病」を放置した厚生省の卑劣
19.労働組合に覇気なし理想なし
20.金融危機は終わっていない
21.日本を狙い撃ちするヘッジファンド
22.国籍の意味を忘れた日本
23.北朝鮮闇送金ルート脅威の実体
24.拉致問題を棚上げした日朝国交正常化交渉の裏切り

*年金資金を食い潰す厚生族
*年金で巨大な箱物をつくる地方自治体
*有事にも手足を縛られたままの自衛隊
*環境汚染行政の虚と無策
*警察組織を腐らせるキャリア制度
*新たな薬害を再び放置した厚生省の無反省
*少年犯罪大国を招いた少年法理不尽
*学生の学力低下を招いてなお「ゆとり教育」の文部省
*自治体の高金利土地買い取りの野放図
*金融危機を収拾できない大蔵省の愚策
*労働組合に覇気なし理想なし
*郵政省独占事業必要論の欺瞞
*日本を狙い撃ちするヘッジファンド
*国籍の意味を忘れた日本
*北朝鮮関連ルート脅威の実態
*拉致問題を棚上げした日朝国交正常化交渉の裏切り

前著を読んだ時にも感じたことだけど、この国の仕組みはいったいどうなっている!?
モラルの欠片もない官僚や政治家達、あらゆる歪が多くの分野に網の目のように巣食っている。
“すでに私たちは日本のどこがどう狂っているのかをおぼろげながら知っている
官僚機構の背徳行為、自治体の野放図、教育現場の無策、後手後手の金融政策。
この事態の解決法も見えかけている。しかし、このプロセスは長く険しい”



「日本の危機」

「日本の危機」・・・櫻井よしこ (新潮社)

内容(「BOOK」データベースより)
税制の歪み、教育現場の荒廃、人権を弄ぶ人権派の大罪、メディアの無軌道…。
桜井よしこは日本社会の危機的状況を指弾する。
各方面から激しい攻撃を受けつつも、彼女の信念には揺るぐところがない。
なぜなら本書はすべて、丹念な取材に基づき集積された現場の声によって
構成されたものだからだ。そして彼女は確信した。
日本の「真の危機」はそれを自覚していないことだと―。

内容(「MARC」データベースより)
誰も止められない国民医療費の巨大化、年金資金を食い潰す官僚の無責任、
国民の知らない地方自治体「大借金」の惨状…
ここまでの事態を招き、放置したのは何者か?
「週刊新潮」大反響レポートを単行本化。


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(「2002年の読書日記」より)
日本が背負う21の十字架。
第1章 誰も止められない国民医療費の巨大化
第2章 年金資金を食い潰す官僚の無責任
第3章 国民の知らない地方自治体「大借金」の惨状
第4章 族議員に壟断された郵政民営化の壊滅
第5章 大新聞が絶対書かない「拡販」の大罪
第6章 沖縄問題で地元紙報道の大疑問
第7章 朝日新聞「人権報道」に疑義あり
第8章 税制の歪みが日本を不幸にしている
第9章 中国の掌で踊る日本外交のお粗末
第10章 教育荒廃の元凶は親と日教組にあり
第11章 母性はなぜ喪失したか
第12章 少子化は国を滅ぼす
第13章 農協は農民の味方か敵か
第14章 国民の声を聞かない官僚の法律づくり
第15章 スピード裁判なぜできない
第16章 政治の無関心があなたの利益を損なう
第17章 人権を弄ぶ人権派の罪
第18章 今、女性は輝いているか、自立しているか
第19章 優柔不断な青白い官僚たち
第20章 事実へのこだわりを忘れた大メデイア
第21章 闘いを忘れた脆弱な国民性

「日本の危機」は、1998年2月~7月『週刊新潮』に連載されたもの。
本書を読んでいると日本人であることが恥ずかしくなってくる。
20代頃までは日本で生まれてヨカッタ!なんて思っていたけれど
何も知らないということは恐ろしい。
櫻井氏の本は、知らないことの罪?無関心でいることの罪を
正面から突き付けてくるようだ…。



「日本のブラックホール」

「日本のブラックホール」・・・櫻井よしこ (新潮社)
 ―特殊法人を潰せー

内容(「MARC」データベースより)
際限なく血税を吸い込み、爆発寸前のブラックホール=特殊法人。
その実態を徹底糾明。
小泉首相特別対談「焼け太りした郵政省を監視せよ」も収録。
各論は『週刊新潮』『文芸春秋』掲載を改題、大幅な加筆訂正を加える。


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(「2002年の読書日記」より)
今、構造改革なくして、政治改革、経済の再生はないと言われているが
構造改革とは何ぞや?と、特殊法人は何、何故改革しなければいけないのか?
何も知らない私が、新刊コーナーに置かれていた本書を
“まずは1冊の本からでも知識を広げなくては”の思いで手にした。

“際限なく血税を吸い込み、爆発寸前の特殊法人~ブラックホール~
その実態を徹底糾明!あなたはその恐ろしさを本当に理解していいるだろうか?”

官僚たちの欺瞞を完膚無きまでに叩きのめす11章
・日本国のブラックホール、特殊法人77の犯罪
・未曾有の大赤字法人、日本道路公団
・赤字にまみれた夢の架け橋・本州四国連絡橋公団
・再建は可能か、再び日本道路公団
・巨大な遺物、住宅金融公庫
・終わりなき自己増殖・都市基盤整備公団
・サッカーくじtotoと文部官僚の暗躍
・水資源開発公団、不自然な水とのつきあい方
・国有銀行・郵貯の暴走を許すな
・石油公団、杜撰経営と通彦官僚の隠密工作
・焼け太りした郵政省を監視せよー小泉首相特別対談ー
             ~以上、帯紙より~

やはり、知らないことは罪にも等しい。
正しい知識が是非必要だ。
その為にも、ガラス張り行政を、情報開示を、
私自身も、常にアンテナを広げていないといけない。




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