本の国のアリス ー図書の庭Ⅲー

2000冊以上の読書日記より 1996年から現在までに 読んだ本の感想&あらすじを 過去から順に紹介していきます。

・山岡荘八

「徳川家光(4)時流と運命の巻 」

「徳川家光(4)時流と運命の巻 」・・・山岡荘八 (講談社)

内容(「BOOK」データベースより)
春日の局、天海大僧正、柳生宗矩らの補佐役を次々と失った家光のまわりに、
不穏な動きが生じていた。
由井正雪を総軍師に、幕府転覆の大陰謀(慶安の乱)が、
紀州頼宣をも抱きこみながら、着々と進められていたのだ。
絢爛たる寛永時代を演出した三代将軍家光が、終焉に迎えた苦悩の完結篇。


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(「2002年の読書日記」より)
「徳川家康」(全26巻)、「徳川家光」(全4巻)と続けて読んだので
当分は江戸幕府ものはいいかも?
天下泰平になったからの波乱万丈を描いているので
「徳川家光」も面白かったけど、やはり「徳川家康」には敵わなかった。




「徳川家光(3)地の声 天の声の巻」

「徳川家光(3)地の声 天の声の巻」・・・山岡荘八 (講談社)

内容(「BOOK」データベースより)
島原・天草の大乱を鎮めた家光は、遂に鎖国断行に踏みきる。
一方で寛永御前試合など、家光らしい政治アイデアも次々と実行されていく。
悩みの種は春日の局、世継ぎのないことを案じて側室を迎えるよう強く迫ってくるのだ。“
生まれながらの将軍”の役割を果たしていく家光の円熟期を描く。


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(「2002年の読書日記」より)
家康の時代とは違い、徳川家安泰の時代を描いているので
将軍のおかれた立場、悩みもまるで違う。
大奥での春日局の権力も絶大に。
将軍といえども春日局には逆らえない!?



「徳川家光(2)泰平人脈の巻 」

「徳川家光(2)泰平人脈の巻 」・・・山岡荘八 (講談社)

内容(「BOOK」データベースより)
家光政権は土井利勝、松平信鋼、阿部忠秋らの補佐のもと盤石かにみえたが、
突如、苛政に耐えかねた島原の農民が蜂起。
天草四郎を盟主とするキリシタン信徒もこれに呼応し、原城に立て篭った。
鎮圧に向った板倉重昌は戦死し幕軍苦戦。
家光は最も信頼する松平信鋼を総大将に派遣し、一揆軍を皆殺しにした。


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(「2002年の読書日記」より)
天海大僧正、土井利勝、松平信綱などの補佐をうけ、
島原の乱、鎖国令の断行など、徳川幕藩体制の方向を決定づけた。





「徳川家光(1)三代の風の巻」

「徳川家光(1)三代の風の巻」・・・山岡荘八 (講談社)

内容
父秀忠の命で甲府に蟄居している
弟駿河大納言忠長の処遇に苦慮する3代将軍家光。
その忠長は自刃して果てる。
寛永11年(1634)6月、家光は30万を越す供を従え京に入った。
この上洛は、禁裏と幕府間のしこりをとき、
泰平の空気をかもし出す大きな役割を果たした。
生まれながらの将軍の一生。

内容(「BOOK」データベースより)
“生まれながらの将軍”を自負する家光の前途に立ちはだかった、
駿河大納言忠長、朝廷との確執、激増した牢人対策などの諸問題。
土井利勝、天海、柳生宗矩らの補佐を受けて、奔放不覇の将軍に育っていく。
三百年の泰平の礎を築いた三代将軍の豪放・絢爛たる生涯。


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(「2002年の読書日記」より)
徳川家康を全巻読み終えたので
ついつい本書「徳川家光」を手に取ってしまった。
家光といえば、NHK大河ドラマ「春日局」の印象が強くて…

生まれながらの将軍と呼ばれた家光ですが
三代将軍にすんなりとなれたのではなく!?
父・秀忠、母・江が、弟・忠長を寵愛したため世継ぎ争いに…
家光なりの苦労話が満載です。




「徳川家康(26)立命往生の巻」

「徳川家康(26)立命往生の巻」・・・山岡荘八 (講談社文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
豊臣家減亡後の家康に残された仕事は幕府永続の礎石固め、
すなわち確乎とした泰平の世づくりであった。
「人間はみな永遠に続く大樹の枝葉なのだ」という
万民の愛と安らぎをめざす世を!
その理想を果たし、巨樹はついに波乱にみちた75年の生涯を終える。
時代を超えて生きる壮大なロマン完結編。


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(「2002年の読書日記」より)
ついに26巻読み終えたぞー!
かなりの長編でしたが、一冊読み終えると続きが読みたくなる
とにかく最後まで面白く読むことができました。
現代社会にも通じる家康の教学。
本書に出会えてホントに良かった。




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