本の国のアリス ー図書の庭Ⅲー

2000冊以上の読書日記より 1996年から現在までに 読んだ本の感想&あらすじを 過去から順に紹介していきます。

・村上龍

「半島を出よ」


「半島を出よ」・・・村上龍 (講談社)

「半島を出よ(上)」
内容紹介
北朝鮮のコマンド9人が開幕戦の福岡ドームを武力占拠し、
2時間後、複葉輸送機で484人の特殊部隊が来襲、市中心部を制圧した。
彼らは北朝鮮の「反乱軍」を名乗った。
半島を出よ(上)

「半島を出よ(下)」
内容(「BOOK」データベースより)
さらなるテロの危険に日本政府は福岡を封鎖する。
いまや九州は反乱軍の占領下となった。
逮捕、拷問、粛清、裏切り、白昼の銃撃戦、被占領者の苦悩と危険な恋―。
絶望と希望が交錯する中、若者たちの決死の抵抗が始まる。
現実を凌駕する想像力と、緻密な描写で迫る聖戦のすべて。
各紙誌で絶賛を浴びた、野間文芸賞、毎日出版文化賞受賞作品。
半島を出よ(下)

(「2011年の読書日記」より)
村上龍さんの「半島を出よ」上下巻一気読みでした。
本書を読み終えた最初の感想は、“凄い!!”
そして、“なんというリアリズム” と “恐怖” だった。
本書は、北朝鮮のテロリストに占拠される、福岡を描いているのだが
実際に起きてしまったらどうする!?
シュミレーションを観ているような感覚に陥り
政府の対応は正しくこうなる?と感じさせられる箇所が多々あった。

そこに「イシハラグループはいるのか!?」
…きっといない…!
福岡が旧ドイツの分断されたベルリンのようになる…

想像するだけでも怖い物語でした。
フィクションでよかった~(ほっ)


「5分後の世界」


「5分後の世界」・・・村上龍 (幻冬舎文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
5分のずれで現われた、もうひとつの日本は人口26万に激減していた。
国連軍との本土決戦のさ中で、アンダーグラウンド兵士の思いは、こうだ。
「人類に生きる目的はない。だが、生きのびなくてはならない」。

5分後の世界

(「2006年の読書日記」より)
気づくと、硝煙漂う泥濘を行進していた小田桐……。
現在より五分時空のずれた地球では、もう一つの日本が戦後の歴史を刻んでいた。
屈指の戦闘国家日本の聖戦を描く、鮮烈なる大長編。

村上龍ワールド楽しませてもらいました。
でもラストが中途半端?
続編があるのかしら?と思い調べたらありました!
『ヒュウガ・ウイルス 五分後の世界II』
続編も読みたいです・・・図書館で借りる?



「悪魔のパス 天使のゴール」


「悪魔のパス 天使のゴール」・・・村上龍 (幻冬舎文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
試合で活躍した選手が心臓麻痺で死ぬという事件が起こった。
セリエAの日本人プレーヤー冬次の依頼で調査に乗り出した小説家・矢崎は、
死を招く最強のドー ピング剤「アンギオン」の存在を知る。
イタリア、南フランス、キューバ…いくつもの罠が待ち受ける中、
ついに冬次の身にも危険が迫る。
サッカーの面白さと 物語の興奮が融合した小説。

悪魔のパスと天使のゴール

(「2005年の読書日記」より)
これだけ緻密にサッカーを描いた小説を読んだのは初めて。
ストーリーにドキドキしながら、ぼく自身、「言葉で展開するサッカー」を楽しみました。 
中田英寿(A.Cパルマ)

リアルな描写はサッカーが好きにはたまらない!?



「共生虫」


「共生虫」・・・村上龍 (講談社)

内容紹介
あなたの中にも「共生虫」がいる!
体内に謎の「虫」を宿した、引きこもり青年ウエハラ。
彼はネットを通じ、インターバイオと名乗るグループから、
その虫が殺戮と種の絶滅を司る「共生虫」であると教えられる。
選ばれた存在であることを自覚した彼は、
生贄を求めて外の世界に飛び出してゆくのだが…!?

共生虫

(「2005年の読書日記」より)
当時の日記に感想が書かれていない!
あらすじすも無し!
面白くなかったのかしら?

内容紹介を見ても何も思い出せない作品って・・・。
読んだのが11年前なのでしかたないですね^_^;





「はじめての夜 二度目の夜 最後の夜」


「はじめての夜 二度目の夜 最後の夜」・・・村上龍 (集英社文庫)

内容(「MARC」データベースより)
中学の同級生アオキミチコと三晩にわたってその絶品の料理を味わいつつ語る。
舌の官能が鮮やかな青春を呼び覚まして…。
ハウステンボス総料理長上柿元勝の料理に接したことが直接のきっかけとなった小説。

はじめての夜 二度目の夜 最後の夜

(「2005年の読書日記」より)
東京で活躍する作家・ヤザキはある夜、中学時代の同級生・アオキミチコから電話を受ける。
初恋の女性だった。懐かしく切ない声に、ヤザキは、失われた「黄金時代」を思い、
ハウステンボス内にある唯一無比のフレンチレストラン「エリタージュ」での再会を約束する。
そして、二十年という時間を経て、「はじめて の夜」がやってきた。
年月と共に初恋は消滅したのか、それとも…。


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