本の国のアリス ー図書の庭Ⅲー

2000冊以上の読書日記より 1996年から現在までに 読んだ本の感想&あらすじを 過去から順に紹介していきます。

・打木 村治

「大地の園(第四部~知と愛の門」

「大地の園(第四部~知と愛の門)」・・・打木村治 (偕成社文庫)

内容紹介
中学の3年、4年と保は徐々に文学に目ざめていく。
満里への愛の深まり、母や先輩の深い愛情に成長していく。
大河小説完結。


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(「1998年5月2日の読書日記」より)
中学三年、四年と進むうち、保は文学の魅力に目覚めていった。
満里への愛は深まり、母・かつらや、よき先輩の愛情に包まれながら
保は、人生の荒波に立ち向かっていく。
※結局、4巻ともあらすじのみ^_^;



「大地の園(第三部~ロマンの門)」

「大地の園(第三部~ロマンの門)」・・・打木村治 (偕成社文庫)

内容紹介
中学2年生になった夏休みを義兄の家ですごした保は、
読書の魅力にとりつかれていく。
また、少女満里は忘れられない存在となる。


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(「1998年5月1日の読書日記」より)
中学2年生になった保は、夏休みを寺泊の義兄の家で過ごすことに
そこで保は、がぜん読書の魅力に取りつかれていく。

初日の出を見に行った時にに出会った
少女満里が忘れられないひとりとなっていく




「大地の園(第二部~多感の門)」

「大地の園(第二部~多感の門)」・・・打木村治 (偕成社文庫)

内容紹介
保はおじさんの銀行の給仕の仕事を手つだいながら中学に通った。
先輩にもめぐまれ充実した生活を送る。アイさんこじきと再会する。


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(「1998年4月30日の読書日記」より)
母は校正の内職をし、
保はおじさんの銀行の給仕の仕事をしながら中学校に通った。
唐子の村で親しかったアイさんこじきは、保の力で銀行の人力車夫となる。



「大地の園(第一部~学びの門)」

「大地の園(第一部~学びの門)」・・・打木村治 (偕成社文庫)

内容
名作「天の園」の続編。
少年保は、川越中学に入学した。元気に通学する保だったが、
女工として働く姉久仁子をたずねて、動揺する。


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(「1998年4月30日の読書日記」より)
母・かつらに厳しくも優しく育てられた保少年は、
憧れの川越中学に入学した。
おさがりの帽子や靴も気にせず元気に通学した。
しかし女工として働く姉・久仁子を訪ねて保の心は動揺する…。
※「大地の園」シリーズの読書日記、感想はなくあらすじのみです^_^;



「天の園(第六部~雲の恩)」

「天の園(第六部~雲の恩)」・・・打木村治  (偕成社文庫)

出版社内容情報
6年生になり,中学への憧れがおおきくなっていく。
自分の犠牲になって進学をあきらめた姉たちの姿を見,思い迷い,保は受験を決意。


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(「1998年4月23日の読書日記」より)
“6年生になった保の胸に、いとこの通う川越中学への憧れが大きくなっていく
 自分の犠牲になって進学をあきらめた姉達の姿を見、
 思い迷い、保は中学校受験を決意する。”

この本で、天の園・小学編は終りである。
小学校卒業を前に、6年生の思い出を振り返り、もの悲しくなる保。
その心は、私自身も卒業の度感じた“想い出”とても懐かしい気持ちになった。

小森ふゆ子との永遠の別れ、アイさんの泥棒事件、八木進の弟の突然の死、
久仁子姉さんの丸川製紙会社への入社、喜美子姉さんのお嫁入り、等
6年生の保の一年はめまぐるしく、そして想い出深く過ぎていった。

「天の園」シリーズ、一週間で読み切りました!
貧しくても、心豊かに逞しく生きて行く保
清々しく、心温まる物語でした。
そして、いつの時代でも、母は強し!ですね。




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