本の国のアリス ー図書の庭Ⅲー

2000冊以上の読書日記より 1996年から現在までに 読んだ本の感想&あらすじを 過去から順に紹介していきます。

【医療関連】

「平気で暴力をふるう脳」


「平気で暴力をふるう脳」・・・デブラ.ニーホフ (草思社)

内容(「BOOK」データベースより)
些細なことでいとも簡単にキレる若者、ストーカー、家庭内暴力。
一体何が彼らを暴力に走らせるのか?
幼児虐待を受けた子どもは、なぜ自分が親になった時に虐待をくり返してしまうのか?
いま、環境と脳の相互作用の研究が進み、
ヒトが暴力にいたってしまう驚くべきしくみが見えてきた。
脳の暴走を引き起こすきっかけとは何か、脳の暴走をくい止める手だてはあるのか―。
神経生物学と心理学の最新の知見を元に、
暴力的な人間が作られてしまう脳のしくみを解き明かす、衝撃の書。

平気で暴力をふるう脳

(「2008年の読書日記」より)
些細なことでキレる若者、ストーカー、情緒障害
脳が暴走し、暴力的にいたるメカニズムを解く衝撃の書。
彼らの脳で、一体何が起きているのか?

化学物質が脳に与える影響について知りたくて本書を読みましたが
私が求めていた内容と本書の内容とは違っていました。
でも、とても興味深く最後まで読むことができました。

「自分を生きるー日本のがん治療と死生観」


「自分を生きるー日本のがん治療と死生観」・・・中川恵一✕養老孟司 (小学館)

内容(「BOOK」データベースより)
BSジャパンで好評を博した番組『自分を生ききる』を元に、
日本のがん治療・緩和ケアの現状と「どう生きるか、どう死ぬか」を考えていきます。

自分を生きる

(「2007年の読書日記」より)
『がんが増えています。10年後には、2人に1人ががんで死亡すると予想されています。
そして、がんになった方のおよそ半数が数年で命を落としています。まさに国民病です。
しかし、現代の日本は「自分は死なない」ということが前提の社会です。
「死」は日常にも、人々の意識のなかにもありません。
このことが、延命中心のがん医療につながっています。 
本書では、日本人のからだと精神のあり方に迫ってきた、養老孟司東大医学部名誉教授と、
養老氏の東大医学部の教え子で、東大病院でがん治療と緩和ケアを実践している中川恵一医師が、
日本人とその社会のあり方、日本のがん治療の問題点を多面的に語ります。
すべての日本人にとって、もっとも大事な、「人生、社会、医療」という大きなテーマを、
深く鋭く、しかし、わかりやすく、ときにユーモアをまじえ、分析しています。』
とても興味深く、最初から最後まで貪るように読みました。素晴らしい本でした。
時間をおいて再読したいですね。


「脳内汚染」


「脳内汚染」・・・岡田尊司 (文藝春秋)

内容(「BOOK」データベースより)
子ども部屋に侵入したゲーム、ネットという麻薬。
医療少年院勤務の精神科医が世に問う警告の書。

脳内汚染

(「2006年の読書日記」より)
イギリスの研究者らは、テレビゲームをプレイするときの脳内のドーパミン放出を調べ
それが顕著に増加すると報告した。
たとえば、コカインや覚醒剤の投与は、ドーパミン・レベルの上昇を引き起こす。
若者たちが寝る間も惜しんで、何時間もゲームに夢中になる理由がこれで明らかになった。
毎日長時間にわたってゲームをすることは、麻薬や覚醒剤などへの依存
ギャンブル依存と変わらない依存を生むのである。
子ども部屋に侵入したゲーム・ネットという麻薬!

テレビや漫画、ロックetc…子どもの成長にとって害になると言われていたもの
どの時代にもありましたよね!?
ただTVゲームが脳に与える影響についてはその比ではないのか?
依存度からすると確かにネットやテレビゲームの方が陥りやすいのかも…。


「誰も書かなかった厚生省」


「誰も書かなかった厚生省」・・・水野肇 (草思社)

内容
半世紀にわたって日本の厚生行政を最前線で取材しつづけてきた著者がいま明かすその舞台裏。
山積みする医療問題・福祉問題を生みだした背景が鮮やかに描き出される。

誰も書かなかった厚生省

(「2005年の読書日記」より)
厚生省が戦後、日本の医療・保険行政をどのようにリードしてきたかを描いた好著。

GHQ(連合国軍総司令部)による厚生行政改革から、結核との闘い、

「国民皆保険と国民皆年金」の創設、スモンやサリドマイドなどの大型薬害事件への対応、

新たな老人医療制度の導入など、各時代の節目となった出来事の裏側を明らかにしている。

著者は、昭和30年代から活動している医療ジャーナリストの草分け的存在。

様々な審議会の委員も長年にわたって務めていたため、

取材対象である厚生省の各組織や官僚個人に対して、

極めて近い立場にいたことが文章の端々からうかがえる。~メディアレビューより~



「脳が殺す」


「脳が殺す」・・・ジョナサン・H・ピンカス (光文社)

内容(「MARC」データベースより)
凶悪犯罪者の脳は「殺人許可証」を持っていた!
人の心の闇にスポットをあて、殺人犯は裁かれるべきか、
治療されるべきかという根源的な問いを投げかける。
殺人犯150人、調査期間25年-。
そこで明かされた驚愕の真実。

脳が殺す

(「2005年の読書日記」より)
連続殺人犯:前頭葉の秘密。
人はなぜ殺すのか―。本書は人の心の闇にスポットをあて
殺人犯は裁かれるべきか、治療されるべきかという根源的な問いを投げかけている。

前頭葉の機能障害が犯罪に繋がる?
興味深く読みましたが、前頭葉うんぬんには多少疑問点が・・・。
言いきるにはデータが少な過ぎるのでは!?

化学物質が脳にもたらす影響について知りたくて読みましたが
本書では語られていませんでした。



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