『雌雄の決 町奉行内与力奮闘記⑥』・・・上田秀人 (幻冬舎時代小説文庫)

(内容)
江戸町奉行・曲淵甲斐守に追い詰められた町方は、怒濤の反撃に転じる。
だが、切れ者甲斐守が策の応酬で負けるはずもなかった。
内与力・城見亨を慕う大坂娘の咲江を襲った刺客の頭領
この男の捕縛が町方制圧への近道と判断し、意外な手を打つ。
万策尽きた町方。だが既得権益への妄執が彼らを鬼に変える。
甲斐守と亨に迫る凶刃!


雌雄の決
(帯紙)
峻烈なお奉行対老獪な与力・同心
町奉行所が修羅場と化す!
改革への野心か、既得権益妄執か。
喰うか喰われるかの激闘の行方は?

筆頭与力・竹林、そこまでやる⁉️
いくら町奉行に追い詰められたとはいえ
あまりにも酷すぎるよね
上田さんの描く悪役?はとことん自己中で馬鹿!
今回は竹林が馬鹿役でした
内与力・城見亨の成長の糧にされている…と
先がだいたい読めるので⁉️上田さんの本は
「水戸黄門」のように安心して読み進められます。
でも竹林はそのまま引き下がらない予感が…上田さんですからね(笑)
第7巻も楽しみです。