「聡四郎巡検譚 ④~⑥」・・・上田秀人 (光文社時代小説文庫)

「抗争 聡四郎巡検譚 ④」
(内容)
「しばらく京で過ごせ」―将軍吉宗の命で道中奉行副役となり、京へ着いた水城聡四郎。
「世間を見て来い」という命を果たすべく、吉宗の想い人、
竹姫の実家の清閑寺家から紹介された炭屋「出雲屋」へ。
出雲屋を訪れた聡四郎は、“京の裏”を探るために木屋町に案内されるのだが…。
古都で聡四郎は何を見るのか。

抗争4
(帯紙)
古都騒乱!
水城聡四郎、今日へ。
「これでは、政にひび割れができる・・・」
将軍吉宗の命で京へ入った道中奉行副役の水城聡四郎。
その前にまたも立ち塞がる者が現れるー。


「急報 聡四郎巡検譚 ⑤」
(内容)
「世間を見てこい」という将軍吉宗の命で道中奉行副役となり、
街道筋を旅する水城聡四郎は京から商人の町大坂へ。
しかし、大坂でも聡四郎を見張る眼はついて回る。
一方、聡四郎が不在の江戸の水城家では、
妻紅、剣の師入江無手斎たちが留守を守っていたが、突如、何者かが襲ってきた。
そして、聡四郎のところには吉宗からの書状が―。

急報5
(帯紙)
聡四郎、大阪へ。
水城家、危機!
「世間を見てこい」
将軍吉宗の命で京から大阪へ移動した道中奉行副役の水城聡四郎。
しかし、聡四郎不在の水城家が襲われたー。


「総力 聡四郎巡検譚 ⑥」
(内容)
愛娘の紬が攫われたと報せを受けた道中奉行副役の水城聡四郎は大坂から江戸へ急ぐ。
一方、水城家の災難をきっかけに、幕府、江戸の闇と多彩な勢力が蠢き出す。
当主の娘が攫われた水城家では、連日必死の捜索にもかかわらず、紬の行方は知れない。
聡四郎は娘を取り戻すことができるのか。衝撃のラストが待ち受ける!
壮大なる物語の巡検譚シリーズ、感動の最終巻。

総力6
(帯紙)
母・紅の覚悟、師・無手斎の悲痛
怒れる聡四郎、一人娘を救え!
「子というものが、ここまで心を乱すとはの」
愛娘の紬を攫われた聡四郎は、将軍吉宗からの急報で急遽江戸へ。
道中奉行副役として仕事を成し遂げた聡四郎と水城家に、最大の危機が訪れるー。

聡四郎巡検譚シリーズ①~③まではいまひとつでしたが
・・・『御広敷用心 大奥記録シリーズ』と比べるとですけどね^^;
でも④~⑥までは一気読みでした!
最終巻は手元になかったので⑤を読み終えた翌日近くの本屋さんにて購入!
紅と紬、袖と無手斎のことが気になり
とはいえ上田先生の本なので安心して!?いましたが(^^)
思っていた通りのエンディングに満足
ただ半分は持ち越しになったので新シリーズが始まるのかな!?
水城聡四郎の活躍はまだまだ続きます(と思う・・・)