「青に捧げる悪夢」・・・恩田陸・乙一、他 (角川書店)
内容(「BOOK」データベースより)
その物語はせつなく、時に可笑いくて、またある時はおぞましい―。
閉ざされた全寮制の学園で起きた悪意のゲームに、
美しい双子姉妹の哀しい秘密。
崖の上で出逢った青年と少女が解き明かす化け物屋敷の切ない過去や、
大きな古いお城に一人で住む不思議な少女の正体。
妹が家の階段を怖がる理由とは…。
背筋がぞくりとするようなホラー・ミステリ作品の饗宴。
気鋭の作家による傑作短編が一堂に会した贅沢なアンソロジー。
(「2008年の読書日記」より)
恩田陸「水晶の夜、翡翠の朝」
若竹七海「三度のサマータイム」
近藤史恵「水仙の季節」
小林泰三「攫われて」
乙一「階段」
篠田真由美「ふたり遊び」
新津きよみ「還って来た少女」
岡本賢一「闇の羽音」
瀬川ことび「ラベンダー・サマー」
はやみねかおる「天狗と宿題、幼なじみ」
恩田陸さんと乙一さんの作品を読みたくて
図書館で借りて読みましたが、買ってもよかったかも!?
どの作品も怖いけれど余韻の残る面白しろさで惹き込まれました。
特に恩田陸さんの「水晶の夜、翡翠の朝」は
萩尾望都さんの香りがする?萩尾さんファンの私にとっては何度でも読めそうです。