本の国のアリス ー図書の庭Ⅲー

2000冊以上の読書日記より 1996年から現在までに 読んだ本の感想&あらすじを 過去から順に紹介していきます。

2017年07月

「SP」


「SP」・・・金城一紀 ( 扶桑社)

フジテレビ土曜よる11時から放送。驚異の視聴率ドラマを本で読む
直木賞作家・金城一紀が初の連続ドラマ脚本を執筆。
岡田准一、堤真一共演で話題の高視聴率ドラマ『SP』が書籍に。
シナリオとともに、制作裏話も見逃せない!

SP

(「2008年の読書日記」より)
ドラマのシナリオ。岡田准一さん主演でかなり面白いドラマでしたが
最終話を観ても謎が残り・・・どうやら続編が?映画化されるらしい
・・・ドラマで完結しろ!!
シナリオ本は面白かったです。



「深海のYrr」


「深海のYrr(上)(中)(下)」・・・フランク.シェッツィング (ハヤカワ文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
ノルウェー海で発見された無数の異様な生物。
海洋生物学者ヨハンソンの努力で、その生物が海底で
新燃料メタンハイドレートの層を掘り続けていることが判明した。
カナダ西岸ではタグボートやホエールウォッチングの船を
クジラやオルカの群れが襲い、生物学者アナワクが調査を始める。
さらに世界各地で猛毒のクラゲが出現、海難事故が続発し、
フランスではロブスターに潜む病原体が猛威を振るう。
母なる海に何が起きたのか。
深海のYrr(上)

内容(「BOOK」データベースより)
異変はさらに続いた。大規模な海底地滑りが発生、
大津波が起きてヨーロッパ北部の都市は壊滅してしまう。
この未曾有の事態を収拾すべく、ついにアメリカが立ち上がった。
女性司令官ジューディス・リーのもとに、ヨハンソン、アナワクら
優秀な科学者が世界中から集められ、異変の原因を探り始める。
だがその矢先、フランスを襲った病原体が奇怪なカニの大群によって
アメリカの大都市に運びこまれ、パニックを引き起こした。
深海のYrr(中)

内容(「BOOK」データベースより)
科学者たちは異常な行動をとった海洋生物が共通の物質を持っていることを知る。
そしてヨハンソンは、一連の事態が起きた原因をようやく突き止めた。
その仮説を証明すべく、ヨハンソン、アナワク、リー司令官らはヘリ空母に乗りこみ、
グリーンランド海に向かう。そこで彼らが目にした想像を絶する真実とは何か?
最新科学情報を駆使し、地球環境の破壊に警鐘を鳴らす―
ドイツで記録的なベストセラーとなった驚異の小説。
深海のYrr(下)

(「2008年の読書日記」より)
本当に面白すぎて、最後まで頁を捲る手が止まらない!
3巻を一気読みしました。
でも凄く怖い物語で・・・ラスト以外はね!?
でもこの終わり方しかないのかな?とは思いましたけれど。
『2010年宇宙の旅』に近い印象?
人間にとっては都合のいいラストでした。

地球環境の破壊に警鐘を鳴らす―正しく!!

「スカイクロラ」


「スカイクロラ」・・・森博嗣 (中央公論新社)

内容(「BOOK」データベースより)
僕は戦闘機のパイロット。飛行機に乗るのが日常、人を殺すのが仕事。
二人の人間を殺した手でボウリングもすれば、ハンバーガも食べる。
戦争がショーとして成立する世界に生み出された大人にならない子供―
戦争を仕事に永遠を生きる子供たちの寓話。

スカイクロラ

(「2008年の読書日記」より)
僕はまだまだ子供で、ときどき、右手が人を殺す。
その代わり、誰かの右手が、僕を殺してくれるだろう。

映画を観て難解だったので原作を読んだのですが
それでも難解さに変わりなく・・・でも面白い!
この難解さがクセになりそう!?
他のシリーズ本も読みたいですね。



「消えた町」


「消えた町」・・・石川和男 (文芸社)

内容(「MARC」データベースより)
父が封印したのは祖父の犯した殺人だったのか?
故郷の複雑な血縁関係、古い墓を巡る謎を追ううちに炙り出される衝撃の事実。
過去の因縁、隠された真実とは!?
辿ったルーツは思いもかけない展開へと導く…。

消えた町

(「2008年の読書日記」より)
何世代にも渡る秘密が解き明かされていく
衝撃的な物語でしたが、読後感は良かったです。


「いのちのパレード」


「いのちのパレード」・・・恩田陸 (実業之日本社)

内容(「BOOK」データベースより)
あちこちから指や手の形をした巨岩が飛び出す奇妙な村に、妻と私はやって来た(『観光旅行』)。
主人公フレッドくんが起き抜けから歌うのは、ミュージカルだから(『エンドマークまでご一緒に』)。
「上が」ってこの町を出るために、今日も少女たちはお告げを受ける(『SUGOROKU』)

いのちのパレ―ド

(「2008年の読書日記」より)
なんとも不思議な物語。
それぞれ物語の色は違うのだけれど、香りは同じ?
恩田ワールドの豊潤な香りを漂わせた15編の短編集。

「観光旅行」「スペインの苔」「蝶遺いと春、そして夏」「橋」「蛇と虹」「夕飯は七時」
「隙間」「当籖者」「かたつむり注意報」「あなたの善良なる教え子より」
「エンドマークまでご一緒に」「走り続けよ、ひとすじの煙となるまで」
「SUGOROKU」「いのちのパレード」「夜想曲」

さらりと読める物語もありますが、よく考えてみると怖い・・・
後から不安が滲み出てくるような、そんな物語でした。


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