本の国のアリス ー図書の庭Ⅲー

2000冊以上の読書日記より 1996年から現在までに 読んだ本の感想&あらすじを 過去から順に紹介していきます。

2017年06月

「西の魔女が死んだ」


「西の魔女が死んだ」・・・梨木香歩 (新潮文庫)

(内容紹介)
中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、
季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、西の魔女のもとで過した。
西の魔女ことママのママ、つまり大好きなおばあちゃんから、
まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心かなめは、
何でも自分で決める、ということだった。
喜びも希望も、もちろん幸せも……。

西の魔女が死んだ

(「2008年の読書日記」より)
「西の魔女」とは、中学生の少女まいの祖母のこと。
学校へ行けないまいは、祖母のもとで、
何でも自分で決められるようになる「魔女修行」をすることに・・・。

とても心に響く物語でした。
西の魔女が、とても温かくステキなおばあちゃんで
ラストの言葉に感動のあまりおもわず涙が
映画も是非観たいですね。
手嶌葵さんの歌う主題歌「虹」がホントいい曲で
映画も楽しみです。



「天使のナイフ」


「天使のナイフ」・・・薬丸岳 (講談社)

(内容紹介)
天罰か?誰かが仕組んだ罠なのか?
妻を惨殺した少年たちが次々と死んでいく!
生後5ヵ月の娘の目の前で妻は殺された。
だが、犯行に及んだ3人は、13歳の少年だったため、罪に問われることはなかった。
4年後、犯人の1人が殺され、桧山貴志は疑惑の人となる。
「殺してやりたかった。でも俺は殺していない」。
裁かれなかった真実と必死に向き合う男を描いた、第51回江戸川乱歩賞受賞作。

天使のナイフ

(「2008年の読書日記」より)
『殺してやりたかった。でも殺したのは俺じゃない。』
『妻を惨殺した少年たちが死んでいく。』
『これは天罰か、誰かが仕組んだ罠なのか。』
「裁かれなかった真実」と必死に向き合う男を描いた感動作!

“第51回江戸川乱歩賞受賞作”につられ図書館で借りた本。
少年犯罪を扱った結構辛い内容でしたが、読み応えがあり面白かったです。


「楽園(下)」


「楽園(下)」・・・宮部みゆき (文藝春秋)

内容’(「BOOK」データベースより)
彼の告白には、まだ余白がある。まだ何かが隠されている。
親と子をめぐる謎に満ちた物語が、新たなる謎を呼ぶ。

楽園(下)

(「2008年の読書日記」より)
土井崎夫妻がなぜ、長女・茜を殺さねばならなかったのかを調べていた滋子は、
夫妻が娘を殺害後、何者かによって脅迫されていたのではないか?と推理する。
さらには茜と当時付き合っていた男の存在が浮かび上がる。
新たなる拉致事件も勃発し、様々な事実がやがて一つの大きな奔流となって、
物語は驚愕の結末を迎える。

面白かった・・・でも『模倣犯』ほどの衝撃はなかったかな!?
『模倣犯』は二度と読みたくない!と思ったほど凄惨な内容でしたが
でも「楽園」と比べると『模倣犯』の方が凄かったです。

「楽園(上)」


「楽園(上)」・・・宮部みゆき (文藝春秋)

内容(「BOOK」データベースより)
フリーライター・滋子の許に舞い込んだ奇妙な依頼。
その真偽を探るべく16年前の殺人事件を追う滋子の眼前に、驚愕の真実が露になる!

楽園(上)

(「2008年の読書日記」より)
『模倣犯』から9年、前畑滋子再び事件の渦中に!
取材者として肉薄した前畑滋子は、未だ事件のダメージから立ち直れずにいた。
そこに舞い込んだ、女性からの奇妙な依頼。
12歳で亡くした息子、等が“超能力”を有していたのか、真実を知りたい、というのだ。
かくして滋子の眼前に、16年前の少女殺人事件の光景が立ち現れた。

『模倣犯』が凄すぎたので本書を読むのを少々ためらいましたが・・・
でも読んでしまった・・・下巻も読みます!


「脳力革命」


「脳力革命」・・・田中孝顕 (騎虎書房)

内容(「BOOK」データベースより)
ハイグレードな目標/願望を実現させたいと思っているあなたに…。
脳力開発に革命をもたらしたSSPS―V2システムとは。あなたの限界は既にない!

脳力革命

(「2008年の読書日記」より)
“頭を活かして自分を動かす”
特定の思考が行動を支配するに至った場合の心の状態を信念という-ほか、
明確な定義付けで科学的な成功への道を示した自己開発書。

(Nさんからお借りした本7冊目です!)
自分では購入しないかな?と思う本ばかりだったので
Nさんのお陰で読むことが出来ました。ありがとう!


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  • 「ぼくはあと何回、満月を見るだろう」
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  • 「あきない世傳 契り橋(特別巻 上)」
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