本の国のアリス ー図書の庭Ⅲー

2000冊以上の読書日記より 1996年から現在までに 読んだ本の感想&あらすじを 過去から順に紹介していきます。

2014年11月

「白鳥の王子ヤマトタケル 西戦の巻(下)」

「白鳥の王子ヤマトタケル 西戦の巻(下)」・・・黒岩重吾 (角川文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
強大な賊・鼻垂との激戦に勝利した倭男具那は、
束の間の休息ののち、宇沙国を後にし、狗奴国を目指して軍を進める。
熊襲の勢力下に踏み入った男具那たちに次々に襲いかかる賊、
壮絶な戦の中で、男具那にとって大切な命も失われていく。
そして、ついに熊襲の首長、川上タケルの主力軍と対峙した時、
男具那は、自らその最大の敵を討つべく、激情を込めて剣を抜きはなつ―。
ヤマトタケルの生涯を描く古代史小説の新境地、壮大な歴史ロマン。


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(「2001年の読書日記」より)
続きの「東征伝」を読むのが楽しみです。



「白鳥の王子ヤマトタケル 西戦の巻(上)」

「白鳥の王子ヤマトタケル 西戦の巻(上)」・・・黒岩重吾  (角川文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
大和王朝の王子であり、勇猛にして心優しき英雄、倭男具那。
彼は女王・倭姫王の託宣に従い、熊襲と呼ばれ、
九州で猛威をふるう狗奴国との戦いに出陣することを決心する。
西を目指す男具那、その途には、狗奴国の勢力の北上にともなって
各地で蜂起する賊たちが立ちはだかる。
そして、女人剣士・羽女らを軍に加え、
宇沙地方を跋扈する賊・鼻垂との壮絶な戦の幕は開いた―。
日本最古の英雄、ヤマトタケルの生涯を描く歴史叙事詩、待望の第二弾。


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(「2001年の読書日記」より)
“熊襲の首長・川上タケルと雌雄を決すべく
 兵を進める大和国の若き王子ヤマトタケル”-帯紙よりー



「白鳥の王子 ヤマトタケル(大和の巻)」

「白鳥の王子 ヤマトタケル(大和の巻)」・・・黒岩重吾 (角川書店)

内容(「BOOK」データベースより)
大和王朝の王子でありながら、権力よりも自由を求めて生きようとする若き英雄、倭男具那。
重臣たちの人望を集めながらも、その勇猛さゆえに、父王、兄王子から疎まれ、
王権を奪取しようとする士族たちに命を狙われる。
台頭した大和王朝と、それに反発する士族たちの争いが繰り広げられる激動の四世紀末、
数奇な宿命を背負い、ヤマトタケルの青春は幕を開けた―。
血を分けた兄との確執と兄弟愛、刺客との壮絶な闘い、
日本最古の英雄を描く壮大な歴史ロマン。


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(「2001年の読書日記」より)
“四世紀末、王位継承と勢力争いに揺れる大和。
 武勇にすぐれ、骨肉の愛と確執に傷つきながら
 権力より自由を求めて生きるヤマトタケルの青春。”-帯紙よりー

「白鳥異伝」を読んだばかりなので、かなり面白い!
ファンタジーだった「白鳥異伝」と比べると
「白鳥の王子」の方は、時代背景をきっちりと描いた上
筋立てもしっかりとしているので、物語に説得力がある。
流石!黒岩重吾作品!




「白鳥異伝」

「白鳥異伝」・・・荻原規子 (福武書店)

内容(「BOOK」データベースより)
遠子と小倶那は双子のように育った。
都に出る日、小倶那は誓った…必ず遠子のもとに帰ると。
けれども小倶那は「大蛇の剣」の主として帰り、
遠子の郷をその剣で焼き滅ぼしてしまった…。
「小倶那はタケルじゃ、忌むべき者じゃ」大巫女の託宣を胸に、
何者にも死をもたらすという伝説の勾玉の首飾りを求めて旅立つ遠子。
だが、ついに再び会う日が来たとき、遠子の目に映った小倶那の姿は…?
神代から伝えられた「力」をめぐって、
「輝」の未裔、「闇」の未裔の人々の選択を描く、
ヤマトタケル伝説を下敷きにした壮大なファンタジー。10代から。


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(「2001年の読書日記」より)
ヤマトタケル伝説を下敷きにした“勾玉三部作”の2部です。
「空色勾玉」「薄紅天女」と同様に、古代歴史ファンタジー小説。
本作もとてもおもしろかったです。
日本のファンタジー小説も凄いですね!!





「鏡地獄」

「鏡地獄」・・・江戸川乱歩 (角川ホラー文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
少年時代から、鏡やレンズ、ガラスに異常な嗜好を持ち、
それが高じてついには自宅の庭にガラス工場まで作ってしまった男がたどった運命は…。
表題作「鏡地獄」他、傑作中の傑作、代表作中の代表作ばかりを集めた、
現代ホラーの原点といえる一冊。


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(「2001年の読書日記」より)
乱歩の独特な雰囲気を醸し出している作品。
今流行のアニメ、「コナン」「金田一少年」よりは
血なまぐさくないので!?時代を感じさせられる。
でも心理的な恐怖を描いているのは本書の方ですね。



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